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みんな孤独なら・・孤独なんてないのと同じさ [メッセージ]

学生時代のこと。


アーティスト・忌野清志郎がこう言ったのを強烈に覚えている。

「みんな孤独なら・・孤独なんてないのも同じさ 」

彼はごくごく当たり前のことのように 

この言葉をサラリと言った。



その言葉を聞いた瞬間・・・

「みんな同じなんだ」という思いが 

ストンと私の胸の中に落ちた。


私だけが寂しかったり、悲しかったりするわけじゃない。

楽しそうに見える人だって 
私の知らないところで色々あったりする。

だったら・・ 

「私には 自己憐憫はいらない。」 

そう真剣に思った。



思い返せば
中学一年生の時、学校の先生が泣きながら 私に言った。

「教師だって人間なのよ。傷つくし、かなしくなるわ。」

子供心に先生が泣き出した理由が理不尽だったため余計に 
先生だからといって私とそんなに違わないんだな・・と思った。

「先生だから偉い」とか 「先生のくせにそんなことして」は 
違うんだな と思った。


また別の先生はホームルームで自慢げに、

「おまえら 昼間は平気そうな顔していたって 
夜には布団の中でこっそり泣いたりしてるんだろう。
俺には わかるんだぜ。」
と言った・・・。

わかるってことは・・・ 
先生も布団の中で泣いたりしてるんだな、と思った。

おとなも子供も そんなに変わらない・・。



孤独って?苦しみって? どこにあるんだろう。

私達の中?

苦しみも・・みんな同じなら ないのと同じ・・かも


今日、ラジオから流れ出した忌野清志郎さんのうたを聴きながら

そんなことを考えていた。



いい男とは いい影響力を持っている。

私を変えてくれたり 世界を広げてくれたり・・・。

私だけにではなく他の人にも強いプラス的な影響力のある人を

私は尊敬する。



忌野清志郎さんから学生時代に受けた影響を思いながら、

「いい男が またひとりいなくなっちゃったなぁ」

と 思わずつぶやいた。



RCサクセションのアルバム「カバーズ」

カバーズ


1988年当時 
「素晴らしすぎて発売できません」。こんな謝罪文が新聞に載って、
RCサクセションの「カバーズ」が発売中止になった。

このアルバムは洋楽のカバーアルバムとして釘打たれ、全曲、洋楽のヒット曲に日本語詞をつけた内容。
本来は、所属レコード会社の東芝EMIから発売される予定だった。しかし、「ラヴ・ミー・テンダー」と「サマータイム・ブルース」で反核・反原発が歌われており、特に後者は露骨な原発批判のため、自身が日本の原子炉サプライヤーでもある親会社の東芝からの圧力がかかり、先行シングル「ラヴ・ミー・テンダー」ともども、「素晴らしすぎて発売できません」という新聞広告(1988年6月22日付全国紙)と共に発売中止となる。


RCサクセションの「カバーズ」収録曲 「イマジン」 (歌詞が素敵です。)


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